怖いと恐いの違い[違い辞典]



   【ビミョーな言葉研究所】
(以下、上記サイトからの引用)
一般の国語辞典で「コワイ」を引くと、
    大概「怖い・恐い」と2つ一緒に載っていて、【恐い】のほうに常用外の音訓であるマークが付いてるんですよね。

    そう。【恐い(こわい)】は常用外の訓読みで、「恐」の訓読みは【恐ろしい(おそろしい)】なんです。

    だから「コワイ」の一般的な書き方は【怖い】であって、怖さの程度で使い分けるなんて初耳ですぅ〜。

    【怖い】と【恐ろしい】の違いから考えてみると、【怖い】は「主観的に言う場合」、
    【恐ろしい】は「想像して客観的に言う場合」に使うことが多く、【恐ろしい】は【怖い】よりも程度が甚だしくオーバーな表現である
    ということですので、「怖<恐」のニュアンスはあるようです。

   ゆーま☆脱サラ世界一周留学記♪ - 『恐い』と『恐ろしい』の違い
(以下、上記サイトからの引用)
両方とも未体験・未知の事柄に対して使うんやけど、『怖い』:その対象がどのようなものか分かっている。
例.「幽霊が怖い」 →幽霊がどんなものか、ある程度分かるから
『恐ろしい』:その対象が想像できない、全く分からない。
例.「街灯のない通りを一人で歩くのは恐ろしい」 →暗闇から何が出てくるのか全く分からない、想像できないから。

対象が同じでも以下のように意味が変わったりするからおもろいねー。
@「うちの父は怖い」 →お父さんは怒ると(いつも)大きな声で怒鳴る。

A「うちの父は恐ろしい」 →お父さんがキレると何をするか分からない。暴れる? 包丁を振り回す?

   「怖い」と「恐い」の違い。(by 教えて!goo)

(以下、上記サイトからの引用)
「こわい」としては、どちらも同義と考えて差支えありません。例えばこわさの度合いが違うとか、主体または対象によって使い分けるいうこともなさそうです。
また、「恐」、「怖」共に「おどかす / こわがらせる」の意味も持ちます。
ただ、「恐」には次のような別の意味もありますが、「怖」にはこれらの意味はありません。

「ご回答くださって恐縮です」(かしこまる)
「恐らく明日は晴れるでしょう」(たぶん)



「こわい」を辞書で引けば、「怖い/恐い」のように出てきて、どちらも同じということです。
しかし、一般的には「こわい」は「怖い」という風に書きます。
「恐い」という書き方は、「常用外」ということになっています(でも、そう書いてはいけないということはありません)。

似たような形容詞に「おそろしい」があります。
この場合は大抵「恐ろしい」と書きます。「怖ろしい」とは、あまり書きません。
以上のようなことから、私も「こわい」→「怖い」、「おそろしい」→「恐ろしい」と書くようにしています。

「こわい」と「おそろしい」の意味や用法は少し違います。
辞書には次のように出ています。
――「草原で恐ろしい毒蛇にあい、怖かった」
「恐ろしい」は、「怖い」に比べて、より客観的に対象の危険性を表す。

ということは、「怖い」のほうが、より主観的というわけです。

また、それぞれの漢字の使われ方は、
「怖」:こわい、心配しておびえる。
「恐」:おそれる、おそろしい。
というのが、常識的なところだろうと思います。
以上のようなことから、私は、毒蛇にあった場合などは「怖かった」と書きます。
「恐かった」と書くと、ちょっと感じが違いますし、「わざわざ常用外の書き方をするのは、何か意味があるに違いない」と、気を回されても困りますので。
まあ、普通の「こわい」は 、「怖い」でよろしいと思います。



1.
どちらの漢字も、「びくびくする」、「おじける」という意味があり、同義と見なしてよいです。
形容詞としては「怖い」、動詞としては「恐れる」という、漢字の使い分けがされている場合がほとんどです。

2.(実用面)
「恐い」(こわい)という訓は、常用漢字表になく、また、私の手元の漢和辞典にさえ載っていません。
ですから、「こわい」は「怖い」と書くのがよいです。

3.(蛇足)
「おそれおおい」という意味では、「畏怖」、「恐縮」などの熟語があります。
つまり、この意味でも、「怖」と「恐」は同義です。

   「寂しい」と「淋しい」「怖い」と「恐い」の違いを教えてくださいm(_ _)m(by Yahoo!知恵袋)

(以下、上記サイトからの引用)
「怖」は、常用漢字表に「こわ(い)」という訓が掲げられていますが、「恐」に「こわ(い)」の訓は掲げられていません。「恐」の訓は「おそ(れる)・おそ(ろしい)」だけです。

   「怖い」と「恐い」の違いと使い方を教えて下さい!(by Yahoo!知恵袋)
(以下、上記サイトからの引用)
「怖い」は自分の気持ちの上で怖いことを言います。
対象が何であれ、それを体験して自分が怖い気持ちになっているんです。
「恐い」は、その対象物(または人)自体が他人を恐がらせるような特徴を持っていることを言います。

「あの先生が怖い。」というのは、自分がいつもその先生を見ると怖くなるという個人の感情の意味で、
「あの先生が恐い。」というのは、誰が見ても恐いような顔やしゃべり方をしているその先生の特徴を言っているわけです。

   こわい→「恐い」と「怖い」のそれぞれの使い方(例)を教えて下さい(by Yahoo!知恵袋)

(以下、上記サイトからの引用)
同義で使用出来て特に使い訳を考えなくていいと思いますよ。

<参考>こわい【怖い・恐い】
[[形]][文]こは・し(ク)
(「強(コワ)い」と同源)
@おそろしい。悪い結果が予想され、近寄りたくない。狂、花子「すれば山の神は―・し、身共は―・うないか」。「雷が―・い」「株は―・い」
A人知でははかりがたい、すぐれた力がある。驚くべきである。「追い詰められた者の力は―・い」
⇒―○恐いものなし
⇒―○恐いもの見たさ

携帯版広辞苑より

   怖い、恐いの使い方がわかりません。(by Yahoo!知恵袋)

(以下、上記サイトからの引用)
常用漢字表で「こわ・い」という訓が掲げられているのは「怖」だけです。
一方、同表で「おそ・ろしい」という訓は「恐」だけのものです。
「恐」という漢字は常用漢字です。ただ、同表では「恐」に「こわ(い)」という訓は 掲げていないということです。ご注意ください。
  学校や新聞、公用文以外のところでは、上の決まりに縛られる必要はないでしょう。
ただ、漢和辞典を引いても、「こわい」は「怖い」がまず第一に書かれていますし、
「おそろしい」はまず「恐ろしい」が掲げられるのが普通です。
「恐」は、もともと”神に対しおそれかしこまる”という意味で、引いて一般に「おそれる。かしこまる (おそれつつしむ)」の意味を表します。
一方「怖」は”おそれおののく”というのが本義で、こちらの方は「感情的なおそろしさ。恐怖感」 の意味を表します。
(ただ、今では以上のような意味の違いはあまり意識されていませんが。)
ということで、常用漢字表に従って、「こわい」は「怖い」、「おそろしい」は「恐ろしい」と使って いれば問題ない=無難である、と考えます。

   「怖い」と「恐い」の違いと使い方を教えて下さい!(by Yahoo!知恵袋)
(以下、上記サイトからの引用)
「怖い」は自分の気持ちの上で怖いことを言います。
対象が何であれ、それを体験して自分が怖い気持ちになっているんです。
「恐い」は、その対象物(または人)自体が他人を恐がらせるような特徴を持っていることを言います。

「あの先生が怖い。」というのは、自分がいつもその先生を見ると怖くなるという個人の感情の意味で、
「あの先生が恐い。」というのは、誰が見ても恐いような顔やしゃべり方をしているその先生の特徴を言っているわけです。

   怖いと恐いの違いがわかりません。 例文を作って、この二つの用途の違いを教えてください。(by 人力検索はてな)
(以下、上記サイトからの引用)
怖い
「来週手術なんです。皆の前では笑ってるけど、めっちゃ怖いよ」
「肝試ししようよ!」「ヤダ、怖いもん」
(ずっと無表情だった人がいきなり、ケタケタ笑い出したとき)「あの人怖いよ」
→漠然と怖い。怖さの正体が複数、もしくは漠然としていて説明しにくい場合。

恐い
「この先がけ崩れだって、ここも危ないらしい。」「恐い。早く逃げよう」
「課題持ってくるの忘れた…」「あの教授恐いよ〜。単位絶対くれないよ」
(近所でも乱暴者と認識されていて、些細なことで怒鳴ったりする人に出会ったとき)「あの人恐いよ」
→恐怖の対象が他人にも明確。


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